当土地改良区は平成19年4月1日、天竜川明善土地改良区(昭和27年設立)と三方原用水土地改良区(昭和35年設立)が、新設合併して設立されました。
当改良区管内では、平野部では水稲、エシャレット、玉ネギ、パセリ、セルリ、植木、種苗などが中心に栽培され、台地部ではガーベラ、菊などの花卉類、キャベツ、ブロッコリー、馬鈴薯、大根などの蔬菜類、みかん、柿などの果樹類、お茶など様々な作物が栽培され、都市近郊農業として特色ある農業経営が行われています。
受益地は、浜名平野を受益とする国営天竜川下流用水地区(右岸)と、三方原台地とその周辺の渓谷部を受益とする国営三方原用水地区を包含する東西約20㎞、南北約22.5㎞の区域としています。
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当土地改良区が管理している主な施設は、幹線用水路38路線、幹線排水路16路線、揚水機場4箇所、排水機場2箇所です。幹線用水路38路線の内、平野部の12路線は主に開渠の水路で水田へ配水、台地部の26路線は主に管水路で畑へ配水しています。しかしながら、両用水とも完成から40年以上が経ち、水利施設の老朽化対策や大規模地震対策が喫緊の課題となっています。こうした中、三方原用水は、平成27年度から国営三方原用水二期事業が着工されるとともに、国営天竜川下流用水についても、国営二期事業を目指し、平成28年度から地区調査が実施されています。
■事業費 : 195億円(農水 17,285百万円、工水 1,596百万円、上水 619百万円)■予定工期 : 平成27年度 ~ 平成36年度 (10年間)■主な事業内容 : 耐震対策、老朽化対策、高度用水管理(調整池、水管理システム)
庶務・会計・農地転用・土地改良財産・組合員資格に関すること
農業用水の通水・工事・事業・施設の補修に関すること